焙煎機での焙煎では生豆を投入する瞬間が好きです。
温度見ながら一気に投入するわけだけど、最初はヘマして凹むことも。
ガス圧、ダンパー操作、温度チェック。
慣れれば面白いよ。
焙煎機での焙煎はどうやらその人によって温度調節など微妙に違うようです。
でも、大まかなポイントは決まっている。
1・生豆はハンドピックをして悪い豆を取り除く
2・まず空焚きして、釜に熱を入れておく
3・一定の温度になったら生前を投入し、徐々に温度を上げていく
4・生豆は余分な水分を含んでいます
最初はガス圧を下げておき、ゆっくり水分を蒸発させていく
5・3分くらいで余分な水分は蒸発します
そのあと、ゆっくりとガス圧を上げていき、温度上昇をさせる。
6・ダンパーと言って空気弁を調整する箇所を操作する
焙煎が進み始まると煙が釜に溜まりすぎると焦げのような雑味の原因になってしまうので、空気を逃がす量を増やす
7・1ハゼ・2ハゼのタイミングでガス圧やダンパーを操作する
ここら辺は本当テクニックになるしノウハウになるのでやり方は人それぞれ
1ハゼが進んだ辺りで火力を抑えても2ハゼは起きるのでガス圧を下げて焦げを促進させないようにするなども
8・2ハゼのタイミングで焙煎度合を確かめながら取り出す
9・取り出しても熱を持ってる豆はそのままにしてると焙煎が進んでしまうため、かき混ぜたり、送風によって冷ます。
ポイントとしてざっくり書いたものの、6〜8はテクニックや経験で変化するものの、初心者がそこまで深く考えていってもそれほど自分が感じ取れる味に変化がないため、”焙煎を楽しむ”という意味で、ざっくばらんに考えてもいいと思ってます。
プロの方には怒られるかもしれませんが汗
生豆を平たい場所に広げ、悪い豆を取り除く。
余熱を入れ、生豆投入
だいたいは1分毎に温度、ガス圧、上昇した温度をメモ書きしていきます。
これは温度計
これがダンパー。焙煎機によってダンパーの形状は違う
釜を熱しているところ
取り出し口はここ。
ちゃんと閉めておかないと、焙煎途中で生豆がポロポロ飛び出てしまうので、ちょっとだけ注意。
取り出したら混ぜて、熱を冷ます。
自動で混ぜてくれる器具が付いているのもある。
したから熱を吸い取る装置などもついていて、冷ましやすくなる構造にはなっている。
出来上がったのをその場で飲む。
自分で焙煎した味を確かめる。
これ以上に学びの多いコーヒーの試飲はないと思う。