コーヒー焙煎は結構な煙が出ます。
そのため室内で行うときは必ずしも換気扇のしたで行ってください。
一日くらいで薫りは消えます。
あと、チャフ(豆の燃えかす)が出ます。
換気扇にチャフがすいこまれるので、時々換気扇の掃除も必要です。
カセットコンロの下に新聞紙をひいてチャフが広がらないように気をつけています。
外で焙煎する場合はチャフは気になりませんが、風で火が揺らいでしまい豆に熱が伝わりにくいときがあります。
風避けなどを対策しておくスペースで実施するといいと思います。
<手網焙煎で必要なものは>
・生豆
・手網焙煎器
・カセットコンロ(普通のコンロでもオーケー)
・新聞紙
・平たいざる
ですね
火は中火からちょっと強火の間くらい。
火の先から5センチくらい間を空けて直接火を当てません。
熱風で煎るっとイメージください。
また豆は片面が平らであることが多いです。
そのまま炒ると平面部分だけ焦げてしまうので焙煎中はずっと振り続けます。
平行移動で横に振っても面が下になりやすいので縦横上下振り方を都度変えて豆が踊るように振ります。
10分前後でパチッパチッっと大きい豆が弾ける音がしてきます。
これがハゼです。
詳しくは1ハゼです。
ちゃんと熱せられ豆の中の空気が膨張し弾ける音。
これが出てこないときは火力が弱い証拠です。
1、2分くらい1ハゼの音が続きそのご落ち着きます。
そのあと2ハゼが始まります。
2ハゼはパチパチパチパチーっと小さく連続した音です。
2ハゼは焙煎を止めるタイミングであり、焙煎の集大成を自分で決めるタイミングでもあります。
2ハゼが始まるくらいが浅炒り位です。
そのあと1、2分でいっきに中炒り、深炒りへと急速に変化していきます。
最初は中炒りを目指してみてください。
目安は目に見える煙がもくもくとで始まったくらい。
火を止め取り上げたら涼しい場所へ移動、熱を冷まします。
焙煎店の焙煎機などでは送風で冷まさせるようになってますが、私達しろーとは置いておくくらいでいいと思います。
(火から離しても焙煎が少し進むため)
ザルやフルイなどにあけておいてもいいかもしれないですね。
チャフを落とす必要もありますので。
焙煎大まかな流れはこんな感じです。
ここで試していただきたいのが、焙煎できがよくも悪くもその日にまず飲んでみる。ドリップ時の泡立ちかた、薫りのすごさを体感する。そして、飲む。その味を覚えておいてください。
1日後2日後3日後、味が変化していきます。
焙煎すぐは薫り泡立ちがいいが味は薄いと感じる。3日目くらいから味が出てくるイメージに変わります。
まず、これを体感すること。自分で作った味だから凄く身にしみます。覚えます。
そして、単一産地の味がこれだけ特徴あるものなのかってわかるとおもいます。
最初はそこまで実感できれば充分ですね。
もう少し突っ込んだ内容はこちらに書いてあります。
合わせて読んでみて下さい。